今年も行ってきました。メディア芸術祭@国立新美術館。見てきたものをいくつかピックアップ。
今回は赤ん坊を連れて行ったのですが、平日の午前中は非常に空いてておススメです。休日とかだと混雑していて流石に迷惑かもしれない。ちなみに国立新美術館には授乳室もあるので、いざという時にも大丈夫です。
アート部門の大賞は「50.Shades of Grey」
6種類のプログラミング言語で黒〜白のグラデーションを描いたもの。コードと実行環境が展示されている。
これはBASIC。
実行環境。
アート部門優秀賞「(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合」
同性の両親から子供は産まれないが、その遺伝情報から子供を創造したというインスターレション。
これは「まめ子」(真ん中左)の外見に関する一部の遺伝情報。
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マンガ部門大賞「かくかくしかじか(東村アキコ)」
毎年ほぼ素通りしていたマンガ部門だけど、今年は読んだ事あるマンガ!
原画やイラストが多数展示。
大変泣けるマンガです。展示ブースに立ち読みコーナーもあるよ。
エンターテインメント部門優秀賞「Thumper」
従来のリズム・アクション・ゲームにスピード感と身体的感覚を統合させた「リズムバイオレンスゲーム」とのこと。Rezっぽい。
PS4で出るらしい。
[TGS 2015]ゲーム世界にどっぷり浸かれるリズムアクション「Thumper」のプレイレポート
エンターテインメント部門新人賞「group_inou「EYE」」
GoogleStreetView上に人を合成したミュージックビデオ。ストリートビューをぐりぐり高速で動かす中にgroup_inouの2人が歩いているというもの。PVでの受賞はサカナクションも通った道。
www.youtube.com
会場では、プロジェクターで壁3面に投影している中にさらに液晶が埋まっているという見せ方。会場で見るとより疾走感がある。
終わりに
「おしゃべり作品鑑賞~コミュニケータと巡るメディア芸術祭~」と称してスタッフが解説してくれるサービスなんかも今年はありました。結構難解な作品が多かったりするのでなかなかいい試みだと思います。
文化庁メディア芸術祭 - JAPAN MEDIA ARTS FESTIVAL
festival.j-mediaarts.jp