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「トリプル馬単」夢の新馬券が発売!

特別区競馬組合は12日、4月から始まる2014年度の基本方針、基本施策を発表。新SPAT4システムの充実の一環として新たな重賞式馬券が発売し、その馬券に限り、50円から10円刻みで購入できる方向で検討していることを明らかにした。
対象になる馬券は、「SPAT4」(大井・川崎・船橋・浦和の南関東4競馬場が共同で運営する電話、インターネットによる馬券投票システム)で発売を予定している新馬券「トリプル馬単」(仮名称)。指定された3レースの馬単を全て当てる賭式で採用されることになる。
http://www.daily.co.jp/horse/2014/03/12/0006774427.shtml

払い戻し限度額は100円に対し6億円に設定。導入時期は未定だが「(14年度の)なるべく早い時期にと考えている。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/03/13/kiji/K20140313007761730.html

大井競馬を始めとする大井・川崎・船橋・浦和の南関東4競馬場のインターネット投票システムで特定3レースの馬単を全て当てる「トリプル馬単」を発売すると発表されました。

その的中確率は3レースがすべてフルゲート16頭だったとすると1382万4000通り。
JRAの最大2億円があたるWIN5の組み合わせが188万9568通りなので、WIN5よりも約7.3倍当たりづらい馬券となります。

また、もうひとつ注目すべきは最低掛け金が50円ということ。競馬法には以下の規定があり、100円からの馬券を発売可能となっています。(地方競馬中央競馬に準じる)

 (勝馬投票券

第五条 政府は、券面金額十円又は二十円の勝馬投票券を券面金額で発売することができる。
2 政府は、前項の勝馬投票券十枚分又は百枚分を一枚をもつて代表する勝馬投票券を発売することができる。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_housei.nsf/html/houritsu/00219480713158.htm

現行法では当該馬券の発売は不可能のため、こちらの法律改正が必要と思われます。

単勝複勝枠連しかない時代から、”当たりづらいが高配当”という馬連3連単WIN5と”商品”ラインナップを増やしていっている競馬業界。
夢は見れますが当たりづらい故に、お金が回転せず発売金向上には寄与しないというジレンマも抱えています。

特別区競馬組合の斉藤弘事務局長が「少額で大きな夢を与えられるような馬券を」と話した様に真の夢の馬券となれるか注目です。

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