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〜食べたもの、気がついた事、時々ITネタの自分用メモ

風が強く吹いている 三浦しをん

足が痛いのと雨で走れていないので、本を読みました。

まほろ」の三浦しをんが書く、おんぼろ寮竹青荘に住む未経験10人で箱根駅伝を目指すストーリー。
主人公の走(かける)とハイジはマラソン経験者であるが、その他は高校時代にサッカー剣道等ある人もいるが基本的に未経験。
練習を重ね、1年で箱根駅伝で9位(翌年のシード権獲得圏内)となる。
でも最初から5000mを15〜18分で走れるってかなり速いです…。
私はジョギングは5分30秒/kmくらいなので、5000mは思いっきり走っても20分強?物語の中に出てくる一番遅い王子の33分よりはさすがに速いですが、1年で21.3kmを1時間5分で走れるようになるとは到底思えません…。

基本的にスポ根な正統派青春ストーリー。箱根駅伝の描写が200ページ以上あるけれどもところどころで泣きそうになる。
文庫一冊ながら600ページ以上ある長編だけど、ランナーズハイならぬリーダーズハイのような状態で一気に読めました。
三浦しをんは読ませますね。。

来年の正月は箱根駅伝を見ようと思った。