先日読んだ本に「子育てとは有期性のプロジェクトである」と書いてあった。なるほどなと思ったので、「子育て」をプロジェクトと見立て、システム開発のフレームワークを流用し開発仕様書と工数積算書を作成。総工数111.1人月（33,330,000円）カットオーバーは平成50年という一大プロジェクトとなった。
開発概要
健やかかつ聡明な社会の将来に貢献できる社会人の育成を目的として以下の開発を行う。
開発期間（予定）
平成27年10月（生誕）〜平成50年3月（大学卒業）
要件
機能要件
- 物事について真の正しさを理解できる事
- それだけで食べていける何かしらの技術を取得する事
- 日本語以外の言語（英語やプログラミング言語を想定）を少なくとも１つ取得する事
- 標準以上のコミュニケーション能力を有する事
- 笑顔である事
基本/詳細設計
- 幼少期より、読書/インターネット等を通じて多くの情報をインプットすることとする
- 感性を高める方策（教育塾等画一的でないもの）を取る事とする
- 試験工程に置いて、なんらかのアウトプット（成果物）を出力させることを目標とする
- 小学校、中学校、高校、大学は公立校を想定する
製造/単体試験（幼稚園小学校相当）
- 紙、ネットに関わらず文書、図版の読み込みを行う
- インターネット環境は初期段階から付与し、メディアリテラシー教育を行う
- 習い事は本人の意向にもよるが、最大スポーツ系１種、文化/勉強系１種を想定する
- スポーツ系は、野球・サッカー・陸上のいずれかを想定
- 文化/勉強系は、書道・楽器のいずれかを想定
結合/総合試験（中学高校相当）
- なんらかの部活を行う事
- 人的ネットワークを拡大する事
- 偏差値55を総合試験の達成条件とする
運用試験（大学相当）
- アルバイト、インターン等により、事前に社会について体験する事
- 仕送り等は最小限度額とする
- 偏差値55を運用試験の達成条件とする
動作検証試験
- 単体試験工程以降、上記試験とは別に多面的な検証試験を適宜実施する物とする
立ち会い
- 出産、小中高大の入学式・卒業式時には立ち会いを行う。その他必要に応じて実施する。
付帯作業
- ドキュメント管理（書物等の管理）
- ライブラリ管理（おもちゃ、服飾等の管理）
開発管理・支援
- プロジェクト管理工数として、全体費用の10％を見込む
納品成果物
- 健やかかつ聡明な社会の将来に貢献できる社会人
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開発工数積算
人月単価は30万円/月（30日）とする。なお、幼児期の育児に関する部分については今回は積算から除外。また、仕様に関する要件の実現について費用が発生する場合はプロジェクト管理費用を用いて対応する事とする。
要件定義（3.2人月）
基本/詳細設計（6.4人月）
製造/単体試験（幼稚園小学校相当）（10.8人月）
結合/総合試験（中学高校相当）（18.4人月）
運用試験（大学相当）（26.6人月）
動作検証試験（10人月）
結合試験工程〜運用試験の間において、年間１回実施するものとする。これには感性を高めるための旅行等の費用も含む。
0.5人月×2人×10回＝10人月
立ち会い（1.8人月）
- 出産、小中高大の入学式・卒業式時 0.1人月×2人×9回＝1.8人月
付帯作業（21.6人月）
いずれも基本/詳細設計〜総合試験の工程に適用する。
- ドキュメント管理（書物等の管理）
- 0.05人月×216月（18年）＝10.8人月
- ライブラリ管理（おもちゃ、服飾等の管理）
- 0.05人月×216月（18年）＝10.8人月
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