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making for the future

〜食べたもの、気がついた事、時々ITネタの自分用メモ

自転車置場の議論(パーキンソンの凡俗法則)

自転車置場の議論」というのがネット界隈で少し話題になっていたので。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/naoya/20140313/1394664578

自転車置場の議論」とは、まとめると以下の通り。
原発設置計画”の様な莫大な予算のかかる案件については誰もよくわからないからシャンシャンと進んで行くが、”自転車置場設置計画”の様な誰しもがわかる話は屋根の色とかどうでもいいことで議論になりやすい。

上記リンク先の記事(id:naoya)にもある様に、システムのレビューにおいても非常に陥りやすく、私の参加する設計書レビューなんかでもたまにその様な事態(設計書の体裁の話とか)に陥っている。
よく新人達が会議で発言しなさいと促されていたりするが、その発言内容が「自転車置場の議論」だったら、むしろそれは時間の浪費であり、時間単価×会議参加者分のコスト(つまり金)が無駄となっている。
「木を見て森を見ず」「時間の浪費」とならない様に、「それは自転車置場の議論ですね」と言ってみようかしら。(たぶん伝わらない)

シリル・ノースコート・パーキンソン(英語版)が1957年に発表した、「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」という主張である。自転車置き場 (bicycle shed, bikeshed) の例えや、「自転車置き場の色」などの言い回しで使われることもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%87%A1%E4%BF%97%E6%B3%95%E5%89%87

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パーキンソンはこの法則を説明するたとえ話として、委員会が原子力発電所と自転車置き場の建設について審議する様子を比較している。

原子炉の建設計画は、あまりにも巨大な費用が必要で、あまりにも複雑であるため一般人には理解できない。このため一般人は、話し合っている人々は理解しているのだろうと思いこみ口を挟まない。強固な意見を持っている人が、情報が不十分だと思われないように一般人を押さえ込むことすらある。このため審議は「着々と」進むことになる。


この一方で、自転車置き場について話し合うときは、屋根の素材をアルミ製にするかアスベスト製にするかトタン製にするかなどの些細な話題の議論が中心となり、そもそも自転車置き場を作ること自体が良いアイデアなのかといった本質的な議論は起こらない。次に委員会の議題がコーヒーの購入といったより身近なものになった場合は、その議論はさらに白熱し、時間を最も無駄に消費する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%87%A1%E4%BF%97%E6%B3%95%E5%89%87

プログラミングの世界では、インデントの数や括弧の前後の空白など、「自転車置場の議論」がごろごろと転がっています。そういったことについては FreeBSD のコミュニティに習って「自転車置場の議論」と呼んでほどほどにスルーするのがよさそうです。少し気取って「ああ、それはバイクシェッドだね」などと言うと、できる奴と思われるかもしれません (思われません)。
http://0xcc.net/blog/archives/000135.html